Raspberry Pi3


Raspberry Pi3とDACでハイレゾ音源を楽しむ(3)

最新版Volumio Ver2.834 2020/09/24リリース版を導入してみた



 Volumioもバージョンアップを重ね、Volumio3の段階に入り、また、寄付の設定画面が追加され
有料化の方向に向かっていくのではないかと思います。
 取り敢えず、現時点2020/10/01で最新版Volumio Ver2.834をインストールして設定方法を 確認してみました。
※SDカードはフォーマット済みとします。


※2021/04/24現在、最新版は、Volumio Ver2.882」になっています。


  Volumioをダウンロード


 Volumioを Volumioのサイトから ダウンロードします。
すっきりした画面で、右下の「DOWNLOAD」ボタンをクリックします。


ダウンロード後、解凍してください。



  起動後の初期設定


 解凍したVolumioのイメージファイルを、「Win32DiskImager」を使ってSDカードに 書き込みます。
※詳細は、ナビゲーションタグ「(1)Volumio2の起動と設定」を参照してください。。

 SDカードをRaspberry Pi3に挿入し起動すると次の初期設定の画面が表示されます。

1.言語の設定


「日本語」にして右下の「Next」ボタンをクリックして次の設定に移動します。

2.デバイスの名前の設定


 「Volumio」のままで、「Next」ボタンをクリックして次の設定に移動します。
変更するとVolumioを呼び出すとき、「Volumio.local」で呼び出せなくなりますので注意。

3.DACの設定
(1)「I have an I2S DAC」と表示されますので、その下の緑枠内をクリックして、 「Yes」にします。


(2)「Select your i2s DAC」の下の緑枠の▼をクリックして使用しているDACを選択します。


(3)私が使用しているDACの場合、次のように設定しました。「Next」ボタンをクリックします。


※Volumioを起動した後でも設定できます。

4.システムのセットを簡易版かフルセットかを指定
「I want a simplified set of options」 か 「I want the full set of options」の どちらかを選択してください。
simplified setで充分だと思います。


5.「Next」ボタンをクリックしてWiFiルーターの指定をします。。
(1)使用しているWi-Fiを選択します。


(2)パスワードを入力し、「接続」ボタンをクリックします。


(3)接続成功メッセージ画面が表示されます。


6.新規のドライブの追加
音楽ファイルの入ったUSB Drive、Network Drive(NAS)等を追加します。


7.最後に「Congratulation」と完了の画面が表示されます。同時に寄付の設定が表示されますが、 寄付しない場合には「Account」ボタンをクリックします。


8.再起動の要請画面が表示されますので、「再起動」ボタンをクリックします。


これで設定は終了です。




  Volumioの起動画面


 再起動後、次の画面が表示されます。「MyVolumio」にサインアップしなくても、 画面左の操作をクリックすれば、保存してある音楽を聴くことができます。
※「MyVolumio」にサインアップすれば、TIDALやQOBUZの統合、CDリッピング、 Bluetooth入力などの機能があります。




  ウエブラジオ局を聞いてみる


 Volumioの起動画面左から「ウエブラジオ」をクリックします。 「ジャンル別(Shoutcast)」から「Jazz」を選択し、「SmoothJazz.com Global」局を 聞いてみました。
 次の画面が、「SmoothJazz.com Global」局を聞いている画面です。