自分の家の狭い庭で花を育てるだけでなく、広大な土地に咲いているたくさんの花を見た
り、珍しい花を観賞したいと思い、いろいろな場所に咲く花を訪ねることにしました。
その花を見るために出かけたり、旅行の途中で偶然に見つけたりした印象に残っている花
々とその場所を紹介します。
下伊那での農作業の手伝いを終えた帰り、身体の疲れをとってから帰ろうと思い、
近くの昼神温泉の保養センターに一泊しました。
そのとき、「花桃の里」のポスターが目に留まり、センターの人に聞くと「花の時期はもう終わりました」
とのことでした。 残念!と思い、次の年に事前に花の時期を調べ、もう一度昼神温泉に泊まり、
花桃を見に行くことにしました。
すばらしいの一言です。花桃の色が反射して周りの風景がなんとなく白桃色に霞んで見えました。
また、1本の木から、ピンク、白、赤と、斑の花が咲いているのには驚かされます。
これだけ多くの花桃を植えた人に感謝!
インターネットで花を調べているときに、フラワーパークの「藤の花」の写真を見る機会がありました。
詳しく調べると花の時期もちょうどよく、早速見に行くことにしました。
平日でも混雑するとのことでしたので、開園と同時に入園するようにしました。
1本の藤の木で600畳もある大藤棚には驚きました。こんなに成長させ、維持するには相当の労力が
必要かなと思いました。
そのほか、「うす紅藤」や「白藤」等たくさんの珍しい藤の花を見ることができました。
入園した頃は、人もまばらでしたが、気が付くと人で混雑していました。午後1時頃園を出ましたが、
反対車線は、これから入園する人の車で大渋滞でした。朝早く来てよかったとほっとしました。
仕事の関係で京都には何度も足を運んだことがありましたが、ゆっくりと桜を愛でるようなことがありませんでした。
そこで、桜の開花時期に京都に行くことにしました。
こんなにも多くの桜の名所が京都にあるとは気が付きませんでした。
天龍寺などは、以前何度も来たことがありましたが写真のように庭の桜がこんなにきれいだとは思いませんでした。
平野神社は、たくさんの桜の木があるにもかかわらず、夜店、屋台等で雑多な感じがしました。少し残念でした。
高台寺、二尊院は、静かでゆったりとした気分で桜を鑑賞できました。円山公園の桜は昔ほどではなく古木がだんだん
惨めな状態になりつつあるように感じました。
栃木の温泉旅館に宿泊したときに「花いちもんめ」のパンフレットを見つけ帰りに立ち寄ることにしました。
今までに色々なベゴニア園を見ましたが、ここが一番良かったように思います。
20cmくらいあろうかと思われる大輪の球根ベゴニアの花、しかも色とりどりの花、天井から吊るされた1m以上
伸びた球根ベコニアの数々、その他、木立性ベゴニア、根茎性ベゴニア等々、本当に丁寧に育てていました。感激しました!!
伊豆旅行の帰り道に松崎を通った時、道の両サイドが桜並木になっているので思わず車を道路わきに止めて、桜並
木を眺めました。
ふと横を見ると休耕田に色とりどりの花が一面に咲いているのが見えました。
かなり広範囲に花が咲いており、そこに下りて行ったときの桜並木と花畑の景色はとても素晴らしかったです。
偶然とはいえ、何か得をした気持ちになりました。
河口湖の芝桜を見に行きましたが、時期が早く斑に咲いている状況でした。
帰宅して芝桜を他で見えないかと調べてみましたら、「羊山公園の芝桜」があり、
今度は時期を確認して見に行くことにしました。
思ったより遠出のドライブでしたが、行って良かったと思います。
広い敷地に桃色、赤、白、紫等の明るいグラデーションが心地よい気持ちを与えてくれました。
これだけたくさんの芝桜を手入れし育てている人に感謝!!
ネモフィラの種を通販で購入し、ネモフィラについてネットで色々と調べているうちに「ひたち海浜公園」の
ネモフィラが目に留まりました。
早速、時期を調べてドライブに出かけました。
公園は広い敷地で、さわやかな海風を感じながら散策しました。
丘一面にネモフィラが咲いており、空の色、紺碧の海、ネモフィラの明るいブルーが海風で揺れているさまは、
清々しい心地を与えてくれました。
9月になり、花を咲かせてくれるのを期待しながら、種まきをしました。
京都の桜だけでなく、奈良の桜もゆっくりと見たいと思い、吉野山、奈良公園を桜の時期に訪ねました。
吉野の下千本、中千本は満開でしたが、上、奥はこれからという状況でした。それでも、濃緑色と桜色との
コントラストはよい景色でした。
奈良公園の桜も満開で、今まで来訪したときとは違った華やかな雰囲気の伽藍を眺めることができました。
この場所も旅の途中に立ち寄ったところです。冬はスキー場で、夏場の経営の為にユリを植えているようです。
スキー場の広い敷地内に多種多様のユリを育てており、こんなにもユリの種類があったとは驚きました。
今までに見たことのない色のユリもたくさん咲いていました。ちょっと寄ってみるかという気持ちでしたが
寄り道して良かった!。
買ってきたユリの球根は毎年我家で咲いており球根の数も増えています。
藤子・F・不二雄ミュージアムに行って帰る際、裏手の山にバラ園があると聞いたので立ち寄ってみました。
丘陵の上にそんなに広い敷地ではありませんが、苑内はバラのみを育成していました。
全て満開で芳醇な香りが漂っていました。また育て方にも色々と工夫をしているようすがうかがえました。
近隣にこんなバラ園があるとは思いませんでした。
また、立ち寄ってみたい憩いの場所ですね。
さすがに北海道ですね。広さが違います。広大な敷地に一色の花、花色によるモザイク模様、
すべてが北海道ならではの景色ですね。
山で一輪の花を愛でるのとは違った感があります。
白一色の荒涼とした雪景色を思うと、この鮮やかな違いはすごいですね。四季があることは本当に
素晴らしいことです。
春の便りが届くころ、吾妻山公園に行ってみました。
急峻な道を登り切ってひらけた山頂に着くと、白く輝く相模の海から海風が吹いて火照った体を冷やしてくれました。
周りには菜の花が咲き、枯れた芝生の上でゴロリ。とてもいい心地でした。
これから花の季節が来ますよと菜の花が告げていました。
伊豆の河津桜を見に行ったとき、残念ながら例年より開花が遅れ5分咲きの状況でした。
その代わりといってはなんですが松田山の早咲き桜(河津桜)を見に行きました。
この時は、丁度満開で天気も快晴。青い空と濃い桜色と菜の花の黄色がとても鮮やかに映えていました。
おまけに桜の背景に富士山も見えました。
伊豆の河津桜を拝めなかったことは、これで帳消しかなと変な納得?!
日光や中禅寺湖には昔何回か来たことがありましたが、九輪草を見るのは今回が初めてでした。
男体山麓の赤沼の駐車場に朝4時ごろに着き、1番の到着かと思いきやすでに4台の先着者がいました。
始発のバスで千手ケ原に向かいのんびりと散策し九輪草を愛でてきました。
おまけにカモシカとシカと猿にもご対面でき、良い土産になりました。
駐車場に戻ると広い駐車場が満車でした。赤沼の駐車場は早く入らないとすぐに満車になるとのことでした。
中禅寺湖を降りて日光で喫茶店に入ったら、九輪草の写真が飾っていて、オーナーから九輪草の名前の由来を聞きました。
塔の九輪のように花が咲くことから名前が付けられたとのこと。
いろいろと話を聞き土産がまた増えました。
水戸に行った帰りにフラワーパークに寄りました。
たくさんの花々が植えられていましたが、多種多様のダリアには少々驚きました。
今までに見たことのない種類のダリアがたくさん育成されていました。
そして一茎一輪で、花のなんと大きいこと!!。
バラも広範囲に植えられていましたが、残念ながら時期が違っていました。バラが咲いているころに、
また来たいと思いました。
30数年前に至仏山と燧ケ岳に登った時から、尾瀬ヶ原の景観は変わりがないですね。
変わったのは木道が新しく整備されていることと、東電小屋の近辺は若干、葦が増えたように感じましたが、
本当に大切に保護されているのだと思いました。
尾瀬ヶ原にはニッコウキスゲ、ヒツジグサ、キンコウカ、ネジバナ、ノリウツギ等の花々がしっかり咲いていました。
いつまでも残したい景観ですね。
駒ヶ岳に登った時(登ったのではなくロープウエイで上ったのです!)上は寒く春スキーをしている状況でしたが、
降りて宿泊先を光前寺の近くにとりました。
駒ヶ岳山頂と違い光前寺は、しだれ桜が満開でした。この違い!!
枝垂れ桜は本当に柔らかい桜色でした。枝が折れないかと思うほど桜花がいっぱい咲いていました。
また、杉の巨木が多いのには驚かされました。歴史のあるお寺のようです。
お寺でお茶を飲みながら縁の下の光苔も見せていただきました。
新聞で座間のひまわりが満開と掲載されていましたので早速見に行きました。
車を止めるところがなかなか見つからず苦労しましたが、思ったよりたくさんのひまわりが咲いていました。
空はどんよりと曇っていて残念でした。やはり快晴のなかでひまわりが一方向を向いて鮮やかに
咲いているのが一番ですね。
あと、ひまわりが咲いている場所が点在しているのが残念でした。これらが一か所に咲いていれば
広大な広さになると思うのですが。身勝手な考えですね。